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Balisong.

Balisongなるものを手に入れました。一般的にはバタフライナイフと呼ばれているものです。バタフライナイフは、たとえばアメリカのカリフォルニア州では所持が禁止されています。それくらい危ない物だと思っておいた方が良いでしょう。

日本でも改正銃刀法で刃渡り5cmを超える刃物を理由無く携帯することは禁止されています。そして、バタフライナイフについては、有害玩具にも指定されていますので、無闇に手にするべき物ではありません。実際に実用性となりますと少し疑問が残ります。たとえば、刃を出す動作がどうしても大げさになってしまいます。柄の部分を180度回転させるわけですから。この大げさな動作もバタフライナイフが危険なものとして看做される理由の一つでしょう。そして構造上細身の刃にならざるを得ないため、特に先端恐怖症の人にとっては堪らない形状をしていることも、危険な物として看做される要因の一つでしょう。それから、構造上極めて頑丈に刃を固定できる点にも注意が必要です。柄の端にあるストッパーを固定すると、刃は極めて強固に固定されます。乱暴な取り扱いをしても、刃に力の掛かる使い方をしても、普通の折りたたみ式ナイフのように刃が閉じてしまうことは皆無です。柄をしっかり握っている限りは、安全に取り扱えます。逆を返せば、刃物の作用を極限まで引き出せる構造といえるでしょう。

では、販売サイトのdealextreme.comの商品説明を見てみましょう。

Stainless Steel Balisong Butterfly Knife - Black + Silver
- Made of stainless steel material
- Edge length: 9.2cm
- Color: black + silver

大分さらりとした商品説明です。注目すべきは刃渡りです。刃渡りは9.2cmとなっており、銃刀法に照らし合わせて、所持することは不適当な品物です。ちなみに、購入時のお値段はus$4.9でした。値段からはかなりの粗悪品と想像されます。
品物は紙箱に収められています。

本体の方ですが、見た目は中々いい感じです。

柄の部分に設けられた留め金です。この留め金で、刃を収めた状態と刃を出した状態でしっかりと固定できるようになっています。

柄を少し開いたところです。このように、柄に掘られた溝に刃が収められています。

刃を完全に出したところです。柄に設けられた留め金はロックしていませんが、この状態でも柄をしっかり握れば、刃は完全に固定され、刃のぐらつきは少しもありません。

留め金を固定したところです。写真にはサイズの比較のため十円玉を一緒に写しています。見てのとおり、想像以上の刃渡りです。
ナイフアクションといって、バタフライナイフの刃を巧みに出したり引っ込めたりする技がありますが、一見危なっかしく見えます。しかし実際にやってみると、留め金が設けられている方の柄を握っている限りは、怪我をする恐れは全くありません。

調子に乗ってナイフアクションをやっていたら、柄に取り付けられた黒い樹脂製の部品が脱落してしまいました。

特に理由無く入手したバタフライナイフですが、思いのほか安全に取り扱え、しかも構造上、強度の高い物です。ただ、今回入手したものは、金額が安いためか、かなり粗悪な作りをしています。刃はついてはいるものの、切れ味はひどいものです。実用品としてよりも、ナイフアクションを楽しむおもちゃとしての位置づけが適当な商品です。

※バタフライナイフを携帯していたため、銃刀法違反で検挙されるケースが多く見受けられます。バタフライナイフはあえて所有すべき品物でも有りませんし、携帯することの必然性は全くありません。本稿はバタフライナイフの所有を薦めるものでは有りません。