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CASIO fx-913ES

何年かぶりにカシオの電卓を買ってみました。最近は、電卓と言えばヒューレットパッカードのHP48SがテキサスのTI-92あたりを気に入って使っています。実際、海外勢の電卓と国内勢(とくにカシオ)を比べると残念ながら演算処理の巧みさではHPに軍配が上がります。その昔、米国のNASAでは宇宙船に持ち込むことを許された電卓はHP製のものだけで、日本製の電卓は持ち込みが許されなかったという噂がありました。実際にいくつかの計算をやって比較すると、カシオの電卓の精度の悪さが際立っていました。宇宙という極限状態では、そんなちょっとした誤差が命取りになるので演算精度の高いHPの電卓しか許されなかったのではないかと想像したものです。実際、いくつかの計算をやらせてみると、日本製の電卓は精度の悪さが際立っていました。

そこで、最近のカシオの電卓がどこまで高精度化されたか試す意味もあって安売りしていたfx-913ESを試してみることにしました。

本体はこれです。メーカーの再生品ということもあってか、千円少々で購入できました。

ドットマトリクスディスプレイ搭載で、数学自然表示式となっています。

さて、ではカシオの電卓が苦手だった三角関数から試してみましょう。

素晴らしいです。答えはきちっとゼロになっていますね。以前のカシオの電卓ですと最終桁に誤差が出たのですが、fx-913ESでは誤差はありません。
別の式も試してみました。

きっちりと正しい答えが出ています。

では、これまたカシオの電卓が苦手な積分を試してみることにしました。

うーん、残念。誤差が出てしまいましたね。HPとかTIの電卓ならばきっちりゼロになるんですけどね。

ということで、電卓の世界では、日本はまだ世界水準には追い付いていないようです。