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gemei S5000 MP5 player.

久しぶりにMP4プレーヤーを入手したのでレビューしたいとおもいます。今回入手したのは、中国のgemei製MP4プレーヤーS5000です。MP4プレーヤーはどんどんと大画面化をしており、2~3年前まではせいぜい2.8~3.2インチでしたが、最近は4.3~5インチくらいが大勢を占めているようです。中には7インチや10インチという大画面の製品もありますが、大画面のものはMP4プレーヤーというよりも動画再生機能付きの電子ブックリーダーという位置づけの製品になるようです。
今回入手したgemei S5000は4.3インチ、アスペクト比16:9のカラー液晶画面を搭載したもので、focalprice.comでの購入時の価格は、us$40.63でした。1ドル80円で換算して3,200円と、なかなかお求め安い価格となっています。(悔しいことに現在focalprice.comでは期間限定でus$32.99で販売されています。)
 
いつものようにfocalprice.comに記載の製品スペックを転記してみます。

gemei S5000 4G 4.3-inch High Definition TFT Screen MP5 Player (White)

Main Features
    Video Format AVI, rm, rmvb
    Audio Format MP3WMAWAVAPEFLAC
    Image Format JPGBMPPNG
     Document Format TXTPDFHTMLlHTMCHMUMD
    Resolution 800*480
  Memory  
    Card Slot TF Card
  Battery & Power  
    Battery built-in 2000mAh polymer Li-ion battery
  Additional Features  
    Speaker Built-in speaker
    Data Interface USB interface
    Microphone Yes
    Recorder Built-in mic 
    Sensitivity 95dB
    System Support WIN98SEMEWIN2000XP
    Headphone Jack 3.5mm plug
    Data Interface USB interface
  Product Details ()  
    Dimension 150*100*62mm
    Weight  234g
 
中国製メディアプレーヤーのお約束で、rmとrmvbが再生できるためmp5プレーヤーというカテゴリになっています。その他AVI形式の動画再生もできるようです。gemeiのウェブサイトでは、再生可能な動画ファイルは以下のように記載されています。
 
More than 30 formats and most of internet popular video formats supported, including AVI (H.264, DIVX, DIVX, XVID), rm, rmvb, MKV (H.264, DIVX, DIVX, XVID), WMV, MOV, MP4 (. H.264, MPEG, DIVX, XVID), DAT (VCD format), VOB (DVD format), PMP, MPEG,. MPG,, FLV (H.263, H.264), ASF, TS, TP, 3GP, MPG
 
内蔵メモリは4GBで、その他にTFカード(マイクロSDの事を中国ではTFと表記します。)スロットが設けられており、32GBまでのマイクロSDが使用できます。使用可能言語についての標記がありませんが、日本語もしっかり表示できます。液晶パネルの画素数は、480×272ドットです。
 
パッケージは下の写真のような紙箱です。如何にも中華な感じはチープさと怪しさを醸し出しています。最近、中国製品もパッケージに気を使った製品が増えていますが、この製品に関してはまだまだ野暮ったいパッケージです。
 
ペッケージ側面です。シリアル番号と思われるバーコードの書かれたシールが貼られています。恐らく製品管理のためと思われます。数年前の中国製品ならば、シリアル番号すら割り振られていないものもありましたが、中国も随分と製造管理をしっかりと行うようになってきました。中国製品の目覚しい品質向上は、このようなところからも伺えます。手書きのラベルは、恐らくfocallprice.comの方で貼ったものでしょう。

パッケージの蓋を開いてみたところです。画面保護のためでしょうか、画面を下に向けて収められていました。
 
パッケージの中身を取り出してみました。品質保証カード、イヤホン、合格証、USBケーブル、品質保証規定、説明書、そして本体です。
 
本体は無塗装の樹脂製で、若干のチープさは漂っているものの、しっかりした質感で華奢な感じではありません。画面表面は梨地のノングレア処理が施されています。画面サイズは4.3インチでアスペクト比は16:9となっています。持ち歩き用のメディアプレーヤーとしては、ほぼ上限と思われるサイズです。
 
本体側面には、イヤホン端子、AV出力、マイクロSDカードスロット、マイクが設けられています。
 
本体左側面です。ホールドスイッチ、USB端子、電源ジャックが設けられています。電源アダプタは付属しませんが、USB接続での充電も可能ですので、電源アダプタが無くても特に困らないでしょう。
 
本体背面には、スピーカーが設けられています。二つのスピーカーが設けられているように見えますが、片方はただの穴で、スピーカーは設置されていません。従って、スピーカーでのステレオ再生は出来ません。
 
 
写真では随分と汚く写っていますが、実際の画面表示はかなりクリアです。
 
設定画面で言語の設定を日本語に切り替えることが可能です。日本語に切り替えると操作画面の表示が日本語化されます。テキストビューアでの日本語も可能です。
 
このgemei S5000ですが、贅沢にもSRSラボのWOW HDが搭載されています。WOW HDは好き嫌いも有るでしょうが、上手に使えば質の良い音楽再生が出来ます。S5000に搭載されたWOW HDでは、動画再生に配慮してセンターの明瞭度調整ができるようになっています。セリフが聞き取りづらいようなソースを再生する際に力を発揮するでしょう。
 
安物のメディアプレーヤーにしては、再生能力が高く、動画再生品質も十分に高いものです。画面の明るさは昼間の屋外では不足しますが、屋内での動画再生には十分です。動画のレジューム機能も用意されており、前回の続きから再生することが出来ます。動画再生画面に関しては、明るさの調整しかなく、色合いやコントラストなどの調整機能はありません。しかし、表示される動画は十分に鮮明で、全く不満は感じられません。
 
音楽再生に関しては、SRS WOW HDの手助けもあり、なかなか高品位な再生音が得られます。ノイズ感は少なく、なかなか好感が持てます。アンプの容量も十分で、イコライザに無茶な設定をしても簡単には音割れは発生しません。しかし、音楽データのハンドリングには若干癖があって、音楽ファイルのデータベース化機能が内蔵メモリにしか働きません。音楽ファイルをマイクロSDに入れると使いにくいので、音楽ファイルは内蔵メモリに、動画ファイルはSDメモリにという使い分けをお勧めします。
 
録音機能に関しては、マイクの感度がそれほど高くなく、メモ録音程度にしか使えませんが、そもそもちゃんとした録音を求めるのならば専用の録音機材を用意するでしょうから、メディアプレーヤーの録音機能としては、これで十分でしょう。
 
テキストビューアに関しては、残念ながら表示範囲が狭く、長文を読むのには適していません。オマケ機能の範疇を超えるものではありません。 
 
このgemei S5000ですが、値段の割りに良くできたメディアプレーヤーです。内蔵の4GBというメモリサイズは、今となっては随分と小さいものですが、マイクロSDカードでの増設が可能であるため、特に動画ファイルについてはマイクロSDカードに入れておくことを前提とすべきなのでしょう。安価で手軽なメディアプレーヤーとしてお勧めします。