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MDR-EX300SL

今回レビューするのは、ソニーのイヤホン、MDR-EX300SLです。以前、偽物のMDR-EX-700SLをレビューしましたが、今回は、商品説明にしっかりと"Genuine"と記載されてますので、本物のはずです。というか、本物であると信じたいです。ちなみに購入時の価格はus$8.44で、定価の六千円弱の値段からすると、随分とお安くなっています。ただし、偽物にしては高めの値付けですので、本物の可能性が高くなっています。

では、いつものように購入先のfocalprice.comの商品説明から見てみましょう。

Genuine Sony MDR-EX300SL In-ear Earphones with 3.5mm Stereo 0.9M Cable (Black)

  • Exquisite genuine Sony headset/headphone design draws much attention from buyers.
  • Stylish, simple, fashional and portable design offers much convenience.
  • With a balanced voice performance and stylish appearance, this earphone becomes a great choice of game players.
  • Compatible with portable MP3/MP4, CD/DVD player.
  • Type: closed, dynamic.
  • Impedance: 16 ohms.
  • Frequency response: 5 - 24,000Hz.
  • Drive units: 13.5mm diameter (CCAW adopted).
  • Cord approx : 0.90 m.
  • plug : 3.5mm gold-plated L - shaped stereo mini plug.
 
Product Details (including package):
weight:99 g
size:12.8*7.5*3 cm

Pack including:
1 × Sony MDR-EX300SL In-ear Earphones

ソニーらしく、再生帯域はワイドです。しかも、直径13.5mmの大口径ドライバにCCAWのボイスコイルと、ソニーの風格を漂わせる贅沢な構成となっています。

では、パッケージの方から見てみましょう。まるで本物のようによくできています。印刷ずれも見られず、日本企業の心意気を見せ付ける、凝った構造の紙製パッケージです。
 
パッケージの裏側です。JANのバーコードが付いていますが、このバーコードの国コードが4となっていますので、日本で販売するように作られています。

パッケージの側面です。偽物では上手く再現できない独特のフォントを使ったSONYのロゴも本物と見まごうばかりの出来栄えです。パッケージに使われている紙も、独特のコーティングがされており、この辺も上手く再現されています。

ちなみに、保証書もしっかり付いています。コピーや写真製版した場合にはつぶれてしまう青の網掛け印刷もしっかりと再現できています。

保証書に記載の保障規定も誤りなど無く、フォントのおかしな部分や、誤植もありません。良くできています。しかも、コピーの場合つぶれてしまう小さなフォントもしっかり鮮明に印刷されています。

パッケージから内容物を取り出したところです。付属品一式揃っています。MDR-EX...SLシリーズで採用されている、二種類の樹脂を使った手の込んだイヤーピースも付属します。さらにキャリングバッグや、延長コードなどもしっかり揃っています。と言うことは、やっぱり本物?

偽物の場合、メッキが薄かったり、曇っていたり、十分磨きこまれていない場合の多いプラグ部分も、ピカピカです。さすがソニーです。丁寧な仕事が施されています。

モールドの文字もシャープです。

ドライバ部分の拡大です。写真では良くわからないかも知れませんが、一部金属部品が使われている部分もしっかり再現されています。

ドライバの裏側部分です。

さて、実際に鳴らしてみましたところ、低音域にボリュームを持たせ、中音域もしっかり主張しています。そして高音域は伸びやかさや華やかさは程々ですが、決して不足しているわけではありません。また、全体的に抜けのよさは感じさせます。
さすが、ソニーのフラッグシップであるMDR-EX700SLのDNAを受け継いだ良くできたイヤホンです。これだけの鳴りっぷりで、us$8.44はお買い得ではないでしょうか。
真贋のほうですが、恐らく本物です。偽物で省略されることの多い付属品もしっかり揃っていますし、印刷物にも手抜きや雑な部分は一切見られません。実売価格は三千円程度ですから、us$8.44はお買い得だと思います。

【後日追記】
その後、2~3時間鳴らしこみをして、KanenのKM-903と比較をしてみました。KanenのKM-903はとっても好きなイヤホンなのですが、残念ながら格の違いを感じてしまいました。MDR-EX300SLを聞いた直後にKanenのKM-903を聞くと野暮ったい鳴り方に感じてしまいます。言葉を変えれば、安っぽい鳴り方です。感覚的には、KanenのKM-903は2~3kHzあたりの帯域が暴れている感じです。

もともとソニーのイヤホンは好みで沢山使っているのですが、その中でも今回のMDR-EX300SLは丁寧に作られた感じがします。ただ、私自身ドンシャリ好きですし、周波数特性云々ではなく雰囲気や押し出しの良さを求めるタイプですので、イヤホンに測定器のような正確さを求める方とは全く求めるものが違うことを強調しておきます。