このところお気に入りのmerryfine.comからSENNHEISERのMX360を購入してみました。購入時の価格は、us$4.14で、前回購入のCX300(偽物)より若干お高くなっています。まずはmerryfine.comの商品説明を見てみましょう。
あてにならない周波数特性等のスペックは一切かいていない潔さがmerryfine.comにはあります。届いた商品は半透明のビニール袋に入っていました。 パッケージ裏面には何やら仰々しい商品保証書が貼り付けられています。真偽を確認するための確認コードを記したシールも貼り付けられています。 内箱のスペック記載部分です。ちょっとここだけでは真偽は解りませんでした。 ドライバ部分です。下の写真ではよくわかりませんが、なんとなく偽物臭いですが、確証はありません。 ビニタイの長さと結び方が正規品とは異なっています。 ケーブルの分岐部分ですが、この部分は本物に非常によく似せてあります。 ケーブルは左右同一の長さのY字型となっています。 添付のスポンジ製キャップを取り付けてみました。 普通のイヤホンでは考えられない現象発生です。なんと左右のドライバが磁力でくっついてしまします。ということはドライバが左右で逆に付いているということになります。通常では左右のドライバは磁気で反発するはずで、決してくっついてしまうことはありません。かなり質の悪い偽物のようです。 偽物のMX360イヤホンであることは確定しましたが、音の方はどうでしょうか。早速試してみました。 先ず気になったのは音像定位の悪さです。左右で特性の異なるドライバが付いているとしか思えない定位の悪さです。音自体は中音域に重点を置いており、SENNHEISERのMXシリーズに共通する特徴をよく真似ています。 低音域はやや不足気味ですが、付属のスポンジ製のキャップを取り付けると改善します。高音域は不足感は無いのですが、華やかさに欠けた元気のない鳴り方です。 音自体はそれほど悪くないのですが、音像定位が非常に悪いイヤホンです。しかも偽物にしては高めですので、わざわざ購入するような品物ではないでしょう。 |
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