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SENNHEISER HD218.

ゼンハイザーのヘッドホンHD218です。前にレビューしたHD228の廉価版にあたるヘッドホンです。
先ず最初に、購入元のfocalprice.comに記載の商品スペックを見てみましょう。

HD218 Stereo On-Ear Headphones with 3.5mm Jack/Connector 1.4M Cable for MP3/MP4/PC/Cell Phones (Black)

Highlights on-ear headphones design, 3.5mm connector, stereo sound with powerful bass, 1.4M cable
General Specs
Earphone Type on-ear
Frequency Response 19-21000Hz
Impedance 24 ohm
Sound pressure level 108 Db/1 kHz, 1V rms
Connector 3.5mm
Cord 1.4m single-sided OFC cable
Compatibility MP3, iPod, iPhone, CD player, PC etc.

Product Details (including package):
weight:228 g
size:22*20.3*3 cm

Pack including:
1 × Headphone

スペックとしてはHD228よりもほんのわずかにマイルドにしてありますが、その差はわずかです。お値段もHD228との差はわずかですので、どちらを選ぶかは好みでしょう。

さて、注文してから待つこと二週間程で下のように白色の樹脂製の袋に包まれた商品が送られてきました。


袋から取り出したパッケージはHD228と同じです。HD218でもHD228と同じく低音再生を前面に押し出しています。ペーっケージのデザインや雰囲気から察して、北米地域をメインの市場としてとらえた商品だと思います。


パッケージ裏面です。簡単なスペックが七ヶ国語で書かれています。残念ながら日本語の表記はありません。


パッケージの一番目立つ部分です。"Dynamic Bass Sound"と大きく書かれています。

スペック部分です。再生周波数帯域は19~21,000Hz、インピーダンス24Ω、能率108dBとなっています。HD228と比較して再生周波数が僅かにナローになっています。また、能率も若干低めです。しかし、ピンピーダンスは24Ωで同一です。HD228とのスペック上の差はわずかしかありません。


パッケージを開けてみたところです。ヘッドホン本体以外には何も入っていません。

ヘッドホン本体部分もHD228と同じ形状をしています。ドライバ部分がHD228は光沢のある仕上げとなっていますが、このHD218はマット仕上げとなっています。それ以外の差はほとんどありません。


ドライバ部分は90度回転するようになっています。収納時は上の写真のようにドライバ部分を回転させ、全体に扁平な状態にして、使用時には下の写真のようにドライバ部分を起こします。ドライバ部分の回転とヘッドバンドの伸縮意外には折りたたみの機構はありません。従って携帯性という観点では、折りたたみ機構のついた製品と比較して随分と劣った印象を受けます。


イヤーパッド部分です。独特の形状です。正直言って高級感とか緻密さとは無縁の構造です。


この独特な形状のイヤーパッドですが、実際に使ってみるとさほどの違和感はありません。そして、意外にも遮音性は高めです。密閉型のドライバ構造とあいまって、音漏れも少なめです。


ヘッドバンド部分にはゼンハイザーのロゴが二か所に貼り付けられています。


HD228も同じなのですが、このプラグがでかすぎです。折ってくれと言わんばかりにその存在を主張しています。BOSEのイヤホンのようにプラグ部分に何か回路が入っているのでしょうか?


ケーブルは方出しで、しかも細めですので強度上の不安は感じますが、取り回しは良いです。しかも、柔軟性の高い素材ですので、使い勝手はすこぶる良いです。

ドライバ部分にはゼンハイザーのSをかたどったロゴが大きく書かれています。今でこそゼンハイザーのロゴはかっこいいと思うようになってきましたが、数十年前に最初にゼンハイザーの製品を手にしたときは、随分と野暮ったい印象を受けたものです。ゼンハイザーも随分とメジャーになったものです。


ヘッドバンドの頭頂部にはクッションがt設けられており、このクッションのおかげで使用中のズレは随分と抑えられています。


実際に鳴らしてみました。正直言ってHD228との差が感じられません。廉価な製品でもそれなりの水準は保たれています。
総じてややおとなしい鳴り方です。
低音は、パッケージに大きく書かれている程ではなく、過不足なく素直に出ています。不足感はありません。強調感もありません。素直に出ています。
中音域も過不足なくでており、特定の音が妙に強調されることもありませんので、実に素姓の良いハウジングです。
高音域は華やかさはありませんが、誇張は無く篭もりもありません。
全体を通して一点の曇りもない鳴り方です。素姓の良い鳴り方です。ただし、人によってはは面白みが無い鳴り方という印象を受けるでしょう。雰囲気や押し出しの良さはありませんので、他の音作りの上手なヘッドホンと比較したら不満を感じるでしょう。ある意味でジャンルを選ばないニュートラルな、そういった意味では秀逸なヘッドホンですが、雰囲気や押し出しの良さを楽しむ方には向きません。
ニュートラルな表現が好きな方、イコライザーを使いこなして自分好みの音を作れる味付けの上級者の方にお勧めしたいヘッドホンです。