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SoundMAGIC PL20

これまでレビューしてきた、SoundMAGICのイヤホンPL30そしてPL50に続き、今回はSoundMAGICのPL20についてレビューします。購入元はいつも利用しているfocalprice.comです。購入時の価格は、us$17.99で、中国製イヤホンとしては、中の少し上の価格レンジでしょう。SoundMAGICの製品は、それほど多く使用したわけでは有りませんが、品質のバラツキや不具合は今のところ無く、容易に壊れてしまうような華奢なつくりでもありません。国産品と比較しても劣った点は感じられません。
 
では、いつものようにfocalprice.comに記載の商品説明から見てみましょう。

Product Overview

The Sound Magic PL-20 is portable in-ear earphones with hi-fi stereo sound, ensuring you enjoy excellent sound anywhere and anytime

.

 Product Features

  • Portable design
    Comfortable fit for your ears
    High definition stereo sound
    Frequency response: very balance
      • Driver Unit: 9 mm
  • Sensitivity: 96+/-3dB/m at 1 KHz
    Impedance: 12 ohms
    Frequency response: 20 Hz-22 KHz
      • Connector: 3.5 mm

 

Specifications 

Brand
Sound Magic
Model
PL-20 
Sound
Excellent super bass stereo sound
Earphone Type
In-ear
Impedance 
12 ohms at 1kHz
Sensitivity
96+/-3dB/m at 1 KHz
Frequency Response
20Hz-22KHz
Driver Unit
9 mm
Rated Power
2mW
Max. Power
20mW
Connector
3.5 mm audio jack
Cable Length
1.2 m
Compatibility
iPhone, iPod, MP3 player, MP4 player, personal CD player, PC, laptop, cell phone
Dimenisons
100 x 100 x 60 mm
Weight
10 g

スペック上、特に目立った部分は有りません。強いて言えば、能率が96dBと低めですが、インピーダンスは12Ωと低めに設定されておりますので、音感上の音圧不足は感じられないでしょう。
 
では、品物を見てみましょう。
パッケージはスリムで、デザインもシンプルなものになっています。恐らく中国国外での販売に重点を置いていることを窺わせる洗練されたパッケージデザインです。

 
パッケージ側面です。デカデカとバーコードの印刷されたシールが貼られています。シールの下には色々と能書きが書かれているのですが、このシールのおかげで読む事が出来ません。

パッケージ裏面には、他のSoundMAGICのイヤホンと同じく、周波数特性のグラフが印刷されており、その下にはスペックが印刷されています。
 
周波数特性グラフ部分を拡大してみました。5kHzあたりでストンと切り落とされたようなグラフになっています。あまり綺麗なグラフとは言い難いですね。そもそも、このグラフが正しいかどうか良くわかりませんけどね。

パーッケージの左側面です。こちらには色々と能書きが書かれています。と、ここまで見てきてふと気がついたのですが、他のPL30やPL50には貼られていた、真贋判定用のシールがこのPL20には貼られていません。と言う事は、偽物でしょうか?

パッケージ底面にはEANバーコードの印刷されたシールが貼り付けられています。国番号は694ですので、中国国内での販売用の商品である事が解ります。製造は2010年の8月ですね。

イヤホンは、透明の趣旨の板に串刺しされています。取り外すには、イヤーピースを一旦取り外さなければなりません。

内容物です。交換用のイヤーピースが二組、元々装着されていたイヤーピースが一組、保証書、そしてイヤホン本体です。

ケーブルは左右の長さが同じ長さのY字型となっており、ケーブル分岐部分は他のSoundMAGICのイヤホンと同じ、独特の形状となっています。左右のケーブルの分岐長さを調整するためのスライダーも設けられています。

ケーブル分岐部分の下部にはクリップが装備されており、細かい気遣いが感じられます。

ドライバ部分は小さめで、背面にはSoundMAGICのシンボルマークが記されています。巷では賛否両論ある、Mを象ったシンボルマークですが、個人的には好きです。

ドライバを前面から見てみました。音道はやや太め、金属メッシュがはめ込まれており、ドライバー本体部分はアルミニウムで作られています。音道の付け根には、ベントホールが設けられています。

プラグはやや大ぶりのモールドが施されたL字型となっています。ケーブルは、PL30やPL50と比較して細めですが、しっかりとコシのあるケーブルで、華奢な印象は有りません。

さて、音質の方ですが、何処と無くPL50の音作りを彷彿とさせます。中音域から高音域は良く出ており、繊細と言ってもよいでしょう。しかし、低音域は量的に不足を感じます。恐らくベントホールの影響と思われますが、機密性は今ひとつで、遮音性も高くありません。中音域から高音域では誇張も省略も無く、それでいて華やかさがあり、元々低音域の成分が少ない音源であれば繊細且つ解像度の高い再生ができます。しかしながら、低音域は絶望的に少なく、大いに不満です。
ドンシャリ好みの私にとっては非常に物足りないイヤホンです。残念ながらお勧めできる代物ではありません。