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Transcend MP330.

トランセンド社のMP3プレーヤーMP330を入手しましたので、レビューして見ます。
トレンセンド社のMP3プレーヤーはかなり古くから使っています。一番最初に使ったのはT.sonic 530というずんぐりした形のMP3プレーヤーでした。現在でもMP320という今回レビューするMP330の一つ前のものを使っています。今回MP330を入手した理由は非常に単純で、48円というとんでもない値段で売っていたから買ったというただそれだけのことです。

トランセンド社のMP3プレーヤーは、あまり世間では知られておらず、使われているシーンを見かけることもまずありません。しかし、低価格を武器に、かなりの数量を販売しているようです。機能的には、音楽再生機能、FMラジオ、録音機能が標準的についており、機種によっては動画再生、静止画表示、ラインイン録音機能がついているものも用意されています。

音については、総じて曲間ノイズが多めですがディスプレイからの回り込みノイズは気にならない機種が殆どです。さて、今回レビューするMP330はどうでしょうか、実物を見て見ましょう。

パッケージはコンパクトです。本体色は白と黒の二種類があります。本体色は搭載されたメモリ容量によって使い分けられています。メモリ容量2GBと8GBが白色で、今回レビューする4GBは黒色です。

パッケージ裏面です。十八ヶ国語で商品説明が記載されており、世界をターゲットにした商品であることが伺えます。

外箱から取り出してみました。透明樹脂のトレイに本体とイヤホンが収められています。その他の付属品は水色の紙箱に収められています。

内容物を全て取り出したところです。これまでの製品と異なり、スポーツクリップというクリップが付属されています。このクリップは樹脂製で、衣服のポケットなどに本体を固定する場合に有効でしょう。ただし、薄めのものしか挟めませんので、コートのポケットなどに固定することはできません。付属のイヤホンは、これまでの製品に付属したものよりはややお金のかかった感のある仕上がりとなっています。

本体です。テカテカの光沢を持った仕上げとなっています。全体が樹脂製で、野暮ったいデザインです。お世辞にも高級感はありません。ボタンのタッチはいまいちで、特に音量調節と曲送りのボタンはクリック感が弱く、誤操作が起きやすいでしょう。ディスプレイは非常に小さいですが、MP320との比較では明るく視認性が高くなっています。

本体裏面です。特にこれといった特徴はありません。

USBキャップを取り外したところです。直接PCに接続できます。USBキャップは完全に取り外せてしまいますので、紛失しないように注意が必要です。

付属のイヤホンを使って聞いて見ました。おまけのイヤホンにしてはそこそこの鳴り方です。かまぼこ型の周波数特性で、いやみのない鳴り方です。残念ながら、おまけの域を出るイヤホンではありませんので、イヤホンは交換したほうが良いでしょう。
出力は小さめですので、能率の高いイヤホンか、インピーダンスの低いイヤホンを選ぶことをお勧めします。曲間ノイズは抑えられており、全く気になりませんでした。全世界を相手にした商品ですから、音への味付けは感じられず、フラットな鳴り方です。悪く言えば平板で特徴がありません。したがって、味付けは使用するイヤホンとイコライザを駆使することになります。
FMラジオは感度が高く、マルチパス歪は少なめです。ただし、ステレオ・モノラルの切り替えは無く、常にステレオ受信となりますので、低電界強度の環境では放送の受信が難しいでしょう。周波数メモリは20組あり、日本国内での利用には十分すぎるでしょう。FM放送をWAV形式で録音する機能も設けられており、ちょっとしたメモ代わりに使うのに重宝します。ただし音質はそれほど良くありません。
内臓マイクによる録音機能もついておりいます。ただし、マイクの感度はよくありませんので、あくまでメモ程度の使い方に限定されます。

基本的機能は、T.sonic 530辺りの古い機種と変わっていませんので、ずいぶんと熟成されています。昔はトランセンドのMP3プレーヤーというと安かろう悪かろうという印象があったのですが、熟成により随分と安心感のある品物に仕上がっています。安物の実用品として使うならばこれで十分でしょう。ただし、世界マーケット向けの商品ですので、日本人向けの味付けは一切されていませんので、国産品やiPodなどの出荷先毎に味付けを行った商品と比較すると音質面で劣った印象を受けるはずです。イヤホンの変更や、イコライザの調整で味付けをして使うことが前提となる品物です。