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UQ-WIMAX.

UQ-WiMAXのワイヤレスルーターが借りられましたので、ちょっと試してみました。

先ずは、送られてきたものから見てみましょう。
返送用の着払い伝票、返却方法の説明、納品書、そしてワイヤレスルーターのURoad-7000です。

箱には"Try WiMAX”と書かれたシールが貼られています。思ったより小さな箱です。

箱を開けると、ワイヤレスルータがお目見えします。かなりコンパクトで、手のひらに隠れてしまう大きさです。

内容物です。USB接続ケーブル、ACアダプタ、簡単設定マニュアル、充電式バッテリ、本体です。極めてシンプルです。本体の方にも、箱と同じく"Try WiMAX"と書かれたシールが貼られています。

本体の裏面です。色々と書かれていますね。WiFiの方は802.11b/g/nの対応となっています。しかしながら、WiMAXの伝送容量は40Mbpsとのことですので、802.11gで十分賄えるでしょう。

裏蓋を外したところです。殆どのスペースはバッテリー収納部分で占められています。

バッテリー収納部分にSSID、WPA2のキーとMACアドレスが記載されています。製造国は韓国です。

本体下面にはスライド式の蓋があります。

スライド式の蓋をあけると、充電やデータ通信を行うためのケーブル接続コネクタが顔を出します。

本体上面には、電源スイッチとパイロットランプが設けられています。

本体上面にもSSID、WPA2キーを記載したシールが貼られています。なお、SSIDは変更できるはずですが、トライアル用の機材の為か、変更方法を記載した説明書は添付されていませんでした。
クライアントの接続台数は、一つのSSIDに付き5台で、二つのSSIDを持っていますので、合計10台までのクライアントを接続できます。

専用の充電式バッテリーは、3.7V2300mAhとかなり大きな容量です。このバッテリーでの稼働時間は三時間程度ですから、結構な消費電力です。

バッテリーを装着したところです。

電源スイッチを長押しして電源を入れると、数秒間パイロットランプが順繰りに点滅します。

点滅が終わると、電源ランプと無線LANランプが緑色に点灯し、WiMAXランプは赤く点灯します。

数秒後に全てのパイロットランプが緑に点灯し、準備完了です。電源を入れてから起動して使用可能になるまで40秒程度です。心配されたWiMAXの電波の捕捉状態は室内であっても良好です。ただし、窓際に置いた方が通信速度は安定します。
電波状況を見る限りは、ソフトバンクの携帯電話よりも良いかもしれません。もっとも、電波ですから場所の影響は大きく受けるでしょうから、導入前に貸出機を使って十分な調査をすることをお勧めします。

実際にパソコンを接続して速度を測ってみたのですが、速度測定サイトによって速度にかなりばらつきが出ます。
このサイトでは0.6Mbpsで、かなりがっかりする結果でした。

ところが、このサイトでは3.27Mbpsで、まずまずの速度です。

こちらのサイトでは、6.28Mbpsと結構な速度が出ています。

こちらでは、4.46Mbpsです。これほどまでに速度がばらつくのは、MTUか遅延が原因と思われます。そこで、遅延を測ってみることにしました。

細かくて見ずらいですが、ワイヤレス区間の遅延がいきなり100msを超えています。そして、KDDIの大手町NOCから出るところで更に100ms程かかっています。ワイヤレス区間で遅延が出るのは、エンキャプスレーション処理等で時間がかかるはずなのである程度仕方のない事と思いますが、KDDIさんの中で大きな遅延が出るのは大きな問題です。

ちなみにYahoo!BBのADSLの方で同じく遅延を測ってみました。宅内で結構遊んでいるので、ゲートウェイのアドレスが面白いことになっています。ホップ数も20と、かなり多めですが、遅延はUQ-WiMAXに比較してかなり少なくなっています。

今回試したUQ-WiMAXですが、月額使用料は¥3,880円で、モバイルとして使うならばかなりお得感のある価格です。ワイヤレスルーターもかなりコンパクトで、シンプルです。携帯電話の3Gとの比較であれば、経済性と通信速度の点で十分な競争力があるでしょう。しかし、ADSLとの比較では、残念ながら熟成度、特にネットワークトポロジ設計の面でADSLに優位性があります。経済性の面でもUQ-WいMAXは大きく見劣りします。光ファイバは比較の対象では無いでしょう。
現時点では、UQ-WiMAXはネットワーク設計が洗練されていません。今後の改善に期待すべきでしょう。今のところUQ-WiMAXの採用は時期尚早です。