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嘘pod shuffle(再)

以前購入した「嘘pod shuffle」は購入から一週間程で充電が出来なくなり、分解修理して充電は出来るようになったのですが、結局データの書き換えができなくなり、廃棄処分となりました。それなりに気に入った品物でしたので非常に残念でした。そこで、代替品として、色違いの「嘘pod shuffle」を購入しました。

この「嘘pod shuffle」ですが、apple社のiPod shuffleのコピー商品です。コピー商品と言っても、似ているのは外観だけで、中身は全くの別物です。本家近元の商品では、専用のイヤホンを使わないと選曲も音量の変更もできませんが、「嘘pod shuffle」ならば、本体の下側に設けられた二つの小さな押しボタンで選曲と音量の変更ができます。従って、専用イヤホンに縛られることなく、好きなイヤホンと自由に組み合わせて使うことができます。そういった自由度が高い部分は本家本元のiPod shuffleよりもすぐれているように思います。

コピー商品というと何か悪いもののように感じてしまいますが、元々世の中は広義のコピー商品であふれているわけです。たとえばテレビやラジオはオリジナルがどこの商品か解らないくらい広義のコピー商品が氾濫していますし、蛍光灯や乾電池もある意味コピー商品です。広義のコピー商品が世に溢れることによって市場は拡大するし、活性化もするのです。そしてオリジナルは常にコピー商品の先を行かなければならないという使命を負うのです。そしてこの使命を全う出来なかったメーカーは先行者利益を失い、コピー商品と同じ土俵で勝負することを余儀なくされるのです。これが正しい市場理論だと思います。

少し前置きが長くなりましたが、この「嘘pod shuffle」は、形こそ似ていますが、全く別の操作体系を持った品物で、至極ま真っ当な市場理論から生まれた真っ当な品物です。ただ、中国製のコピー商品はお茶目なエラーがあり、これが楽しめるようであれば一流のガジェット使いと言えるのではないでしょうか。

商品の説明は、以前のレビューに譲ります。先ずは商品そのものから見ていきましょう。

パッケージを開けたところです。「嘘pod shuffle」本体と、速攻でゴミ箱行きのイヤホン、PCへの接続用ケーブル、説明書が同梱されています。ここでお茶目なのが説明書です。下の写真を良く見ていただくと解るのですが、何故か説明書の内容が第二世代のiPod Shuffleの説明になっています。しかも、この説明書は、本家本元のiPod shuffle付属の説明書の一部をそのまま複写したものとなっています。雰囲気は出ていますが、全く違う操作体系の説明書を付けてしまうところが中華マインドです。こういうお茶目なところを楽しむのが、「中華ガジェット」使いの悦楽です。


「嘘pod shuffle」本体裏側です。本家本元の品物と同じく、ステンレス製のクリップが設けられています。下の写真では、保護シートをはがしていませんので、白い保護シートに覆われた状態となっています。なお、このクリップ、やはり中華品質です。クリップの裏側に盛大にバリが出ており、クリップ使用時に指先を傷つける可能性があります。使用前にヤスリでバリ取りをすることをお勧めします。


「嘘pod shuffle」下面です。 + と - の二つのボタンが設けられています。 + を短く押すと次の曲に移ります。 + を長押しすると音量が上がります。逆に - を短く押すと、前の曲に移ります。そして、 - を長押しすると音量が下がります。この二つのボタンによって操作ができまる点が、本家本元の品物より優れていると思うのですが・・・。


本体上面にはイヤホンジャック兼PC接続用ジャックと電源スイッチ、そして、ジャックと電源スイッチの間に青色発光の動作状況表示LEDが設けられています。残念なのは、電源スイッチが、ONとOFFの二つのポジションしかありません。本家本元の品物にはある、シャッフル再生(ランダム再生)モードが、この「嘘pod shuffle」にはありません。


音質については以前のレビューでも書きましたとおりで、一切の味付けがありません。また、低価格なMP3プレーヤーにありがちなノイズが全く感じられません。非常に素直な音色で、大いに気に入っています。

この「嘘pod shuffle」ですが、購入したfocalprice.comではこの赤色だけがus$12..04で、他の色はus$13.03で販売されています。恐らくこの赤色だけが売れ行きが悪く、値下げされたのでしょう。ただ、この赤色ですが、落ち着いた赤で、ワインレッドと言っても良い色調です。そんなに悪い感じでは無いのですけどね。