今更ですが、LUXEON K2搭載の中華ライト UltraFire WF-501B を購入しました。 2005年にデビューしたPHILIPS LUMILEDSの高出力LEDであるLUXEON K2ですが、このところすっかり影が薄くなってしまいました。 デビュー当時は高嶺の花だったK2も既にディスコンになってしまいました。そして、今回入手したものも恐らくデッドストック品でしょう。ほとんど投げ売りのような価格で入手しました。 入手先は、この手の商品を大量に品ぞろえしている DealExtreme.comです。 先ずは、DealExtremeに掲載の商品スペックに目を通してみます。 | Brand: | Ultrafire | | Model: | WF-501B | | Emitter Brand/Type: | Philips Lumiled | | Emitter BIN: | Luxeon K2 (PW14U003W) | | Emitter Color: | White | | Total Emitters: | 1 | | Battery Configurations: | 1 x 18650 or 2 x 3.0V/3.6V CR123A batteries | | Voltage Input: | 3.0V~18.0V | | Switch Type: | Clicky (Clickie) | | Switch Location: | Tailcap (Tail-cap) | | Modes: | 1 | | Mode Memory: | - | | Mode Arrangement: | - | | Typical Battery Runtime: | ~1 hour (manufacturer rated) | | Brightness: | 100 lumens max (manufacturer rated) | | Circuitry: | 800mA Current Output, Digitally Regulated Driver Circuitry | | Lens: | Coated Glass Lens | | Reflector: | Aluminum Textured/OP Reflector | | Carrying Strap: | Strap Included | | Carrying Clip: | - |
輝度は100ルーメンで、今となっては寂しい値ですね。現在では200ルーメンを超える製品が珍しくありません。トップクラスになるとSSCのP7エミッタ搭載で900ルーメンという商品もあります。点灯モードも1モードのみで、所有欲をくすぐられる商品ではありませんね。 バッテリーは、18650リチウムイオンかCR123×2個という構成で、この辺りはSureFireからのパクリですね。 エミッタはLUXEON K2のU00ランクです。100ルーメンという値はPHILIPSの データシートによると1000mA時の値ですから、恐らくリフレクタによる反射分も含んでということでしょう。 注文から待つこと2週間、見慣れた黄色い封筒に入って香港から送られてきました。  中身は大分くたびれたエアキャップにくるまれたWF-501Bです。在庫期間の長さを物語っているように感じます。  この商品は、SureFireのパクリ商品ですから、こんなふうに分解できます。SureFireのヘッドやドロップインモジュールを使うことも可能らしいです。ドロップインモジュールだけ買ってきて、今風のライトに仕立ててもよいですね。一回分解して、シールド部分にグリスを塗るのはデフォの作業です。  エミッタ部分です。やはり、半田付けは雑ですが、やりなおすほどひどくはないのでこのまま使うことにします。K2エミッタ独特の六角形のヒートシンクが確認できます。  照射パターンはワイドで、中央部分の照度のピークが低い配光パターンで、遠距離照射向けではありません。色調は青みが抑えられており、やや黄色の発色です。
|