Gadgets.‎ > ‎

WF-602C.

CR123バッテリ仕様のWF-602Cです。WF-602Cは色々とバリエーションがあるようです。その中の一つであるCR123バッテリ仕様のものを入手しました。
日本国内では、CR123が比較的高価であることから、ランニングコストのことを考えていまひとつ普及していないようです。だた、充電式の16340リチウムイオンバッテリを使用すればランニングコストを抑えられますので、コンパクトさという観点からCR123仕様のフラッシュライトがもっと注目されても良いように思います。

購入先は、いつものDealExtreme.comです。
2009年11月26日に注文して、2009年12月1日発送でした。手元に到着したのは2009年12月11日です。注文から到着まで概ね2週間強ですので、標準的なデリバリタイムでした。

さて、先ずはスペック面から
 Brand:Ultrafire
 Model:WF-602C
 Emitter Brand/Type:Cree XR-E
 Emitter BIN:Q2-WC
 Emitter Color:White (WC)
 Total Emitters:1
 Battery Configurations:1 x 3.0V/3.6V CR123A batteries
 Voltage Input:3.0V~4.2V
 Switch Type:Clicky (Clickie)
 Switch Location:Tailcap (Tail-cap)
 Modes:5
 Mode Memory:-
 Mode Arrangement:Hi > Mid > Lo > Strobe > SOS
 Typical Battery Runtime:~1.5 hours (manufacturer rated)
 Brightness:150 lumens max (manufacturer rated)
 Circuitry:800mA Total Current Output, Digitally Regulated
 Lens:Coated Glass Lens
 Reflector:Aluminum Textured/OP Reflector
 Carrying Strap:Strap Included
 Carrying Clip:-

中国のUltraFireブランドの商品です。エミッタはCREE社のXR-E、Q2グループ(CREEはBin又はRankという言葉ではなく、Groupと表記しています。)です。発光色はクールホワイトで、輝度は150ルーメンと標準的です。データシートから読み解くと、Q2グループのエミッタは350mA駆動時で87.4ルーメンと記載されています。800mA駆動のときは350mA駆動時のおよそ1.8倍の出力となりますので、概ね160ルーメン弱の輝度となるでしょう。リフレクタの反射も考慮すると、実力はさらに上ではないかと思います。実際、230ルーメンのUltraFire A10Aと比較しても遜色有りません。もっとも、人間の目と言うのはいい加減なものですから、輝度が2倍になってやっと1段階明るくなったくらいにしか感じませんのであくまで参考まで。


UltraFireのロゴの真裏にはCREEのロゴが入っています。


WF-602Cの構造を見てみましょう。
外装は、シルバー色で恐らくアルミにアルマイト処理を施したものと思われます。(ただしHA加工とは全く異なったもので、傷に対してはそれ程の耐性は無いものと思われます。)テールスイッチは明るい緑色の蓄光素材となっております。付属のストラップは、軽量の本体に合わせて華奢なものとなっていますが、強度的な問題が生じることは無いと思います。


小型化重視のためか、2ピース構造となっています。構成は、バッテリチャンバー部とヘッド部からなります。バッテリーの交換はヘッドを外して行うこととなります。一般的な、ヘッド、バッテリチューブ、テールキャップの3ピース構造に比較して、単純な構造です。ヘッド部およびテールスイッチ部分の分解にはスナップリングプライヤが必要です。工具無しでの分解はここまでです。


リフレクタはテクスチャータイプのもので、ダークスポットはありません。照射パターンは、周辺照射をそれなりに維持しつつ、スポット的な照射です。小さなサイズの割には、20~30メートル程度の実用照射レンジを持っています。
ランタイムは900mAHの16340リチウムイオンバッテリ使用時で概ね1時間です。


照射モードは、高輝度→中期度→低輝度→ストロボ発光→SOS発光の5モードです。モードの切り替えは、おなじみのテールスイッチ半押しで行います。モードメモリーは有りませんので、スイッチONで高輝度発光となります。


小さなボディーに、150ルーメンを発するエミッタと5モードのコンバーターを詰め込んだ、なかなか面白いライトで、所有欲をくすぐります。
なんといっても小さなボディーから発する、意外なほどに強力なビームが魅力です。ランタイムが短めですので、本格的なアウトドアユースには不向きかも知れません。ただ、交換用バッテリの用意さえしておけば、解決するでしょう。また、低輝度モードでの運用を行えば、ランタイムは伸びるでしょう。なにより、携帯性が極めて高いのは魅力です。EDCツールとして一つ持っていても良いでしょう。


ただし、発熱量が多いのが気に掛かります。これはWF-602Cに限ったことではありません。小さなボディーに、高出力エミッタと高エネルギー密度のバッテリを押し込み、ランタイムを犠牲にして高出力を搾り出していますので、発熱するのは当然です。冬場の屋外でも風呂の適温程度になりますので、夏場や閉空間での使用はエミッタライフに影響するかもしれません。